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母について

初めての認知症外来受診

更新日:

母の様子の異変に不安を感じて受診を勧めてから1ヶ月…予約していた認知症外来を受診してきました。何もわからず手探りで動き始めて、不安になる事もある中、一歩ずつ母とゆっくり進み始めています。

今日はその受診のお話と診断結果についてお話しようと思います(*´∀`*)

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認知症外来受診

母の事で考え始めるまで『認知症』という言葉は知っていましたが、認知症を考えた時にどこを受診すればいいのか全くわかりませんでした。

認知症で受診できる病院をネットで検索して探していた時に、普通の内科の個人医院でも認知症外来を受けている医院があり驚いたくらいでした。母の状況をしっかり理解したい思いで電話で何件か問いあわせた結果、老人の専門病院の受診を決めました。

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受診までの間に気付いたことや不安になる事もたくさんありましたが、何も知らずに受診するよりも良かったかな?と感じています。母の状態を理解してから受診できたことで、母の気持ちも最初より理解できていたと思います。

病院をそこに決めた理由は何点かありますが、大きな理由は3点…

①予約の電話での親切な対応

ただ受診の予約を受け付けるというのではなく、現在の母の状況、電話している私と母の関係、受診しようと思ったきっかけなどをじっくり時間をかけて聞いてくれました。

不安がいっぱいだった私はこの電話にとても救われる思いがしました。不安なのは私だけではなく母も同じ…きっと母もこの病院なら自分の思いをしっかり聞いてもらって安心できるのでは?と思いました。

②病院までの距離

今回、受診した病院は私の家から車で10分ほどの場所にありました。これから通院する事を考えた時、母や私の負担を考えると距離は近い方がいいと考えていました。

母は足も少し不自由なので、移動距離は車だとしても短い方が疲れなくて良いと考えました。

➂専門的な検査を受けられる

認知症外来を行っているところでも、カウンセリング的な診療のみのところもありました。今回、私は母に怖がって拒絶するのではなく、自分の状況を受け止めて穏やかな気持ちでこれからを過ごしてほしいと思っていたので、しっかりとした検査を受けて診断をして欲しいと思っていました。

それを行ってもらえる病院を選びました。

初診時の流れ…

初診の時は検査があるので予約時間の15分前に受付に来るようにと説明を受けていました。前日にも予約の確認の電話をしてくれて来院時間も説明してくれました。

受付

受付で保険証とお薬手帳を出して、初診時の記入シートを受け取り母に確認しながら記入しました。普通の病院の時と同じで母の健康状態や既往症、緊急時の連絡先などを記入します。

検査

脳の状態を確認するためにCT検査を受けます。待合の席に担当の人が迎えに来てくれて、母を連れて行ってくれて私は荷物を預かり待合で待っていました。

CTが終わって母が戻ると間もなく別の担当の方が迎えに来てくれて、今度は『認知症診断テスト』です。いくつかの質問に答えてスコアを出して認知度を判定するというものです。これは『長谷川式認知症スケール』と呼ばれるものです。

長谷川式認知症スケール(はせがわしきにんちしょうスケール)とは、長谷川和夫によって作成された簡易的な知能検査であり、主に認知症患者のスクリーニングのために用いられる。言語性知能検査であるため、失語症・難聴などがある場合は検査が困難となる。日本においては、MMSEと並んでよく用いられる。かつては長谷川式簡易知能評価スケール(はせがわしきかんいちのうひょうかスケール、HDS-R)と呼ばれていたものの、2004年4月に痴呆症から認知症へ改称されたことに伴い、現在の名称に変更されている。認知症のスクリーニングとして用いられる場合は、およそ10~15分を要する。

Wikipediaより

診察

検査を終えていよいよ診察です。診察室には付き添いの家族の分も椅子が用意され、母と一緒に私も入室できるようになっています。検査の結果を説明してくれながら、母や私の話を穏やかに優しく聞いてくださる明るい先生で、母がとても安心しているのが伝わってきました。

先生
ご本人はまずは不安に思ってる事、どうして受診しようと思ったか
教えてもらえますか?
お母さん
はい、野菜の買い置きを忘れてまた買ってしまったり、
日付や曜日がわからなくなったりします。

緊張しながら母が応えていました。その声の響きには自分はしっかりしているという意思が表れていました。先生はとても朗らかに明るく話していて、母の言う事に頷きながら話を聞いてくれていました。

先生
娘さんはどんなことが気になって心配ですか?
ロキロビ
はい、母の言う通り物忘れが増えた事と会話をしていて
時々、ボーっとしたり急に関係ない話に変わってしまったりする事です。
あと、物をしまい込んで思い出せず、探すという事が増えて本人も不安に
感じているようです。

私たちの話を穏やかに聞きながら、時々メモを取って頷いていました。

医師の診断、説明

診察前の検査の結果、そして私たちとの問診で先生が判断されて説明が始まりました。

先生
CTの結果は多少の脳の老化は見られますが、87歳という年齢だと
この位は当然という状態です。
会話をされている様子からも年齢から言ったら、とてもしっかりされてますね。

この先生の言葉に母はとてもホッとした様子でした。

先生
また長谷川式の診断テストの結果は30点満点中22点でした。
これは娘さんや10年前のお母さんなら満点を取れるようなテストです。
多少の認知機能の低下は見られますが、これもお母さんの年齢から言えば
22点は優秀です。

母の顔に元気が戻るのが伝わってくるようでした。この長谷川式スケールで20点以下だと認知症の心配が大きくなるそうです。この結果と問診で治療を始めるかを判断していくそうです。

先生
私が絶対に治療が必要ですと言う段階ではないのですが
薬を服用したりの治療を始めちゃいけないという状態でもないので
ご本人とご家族の意思による判断となります。

先生はそう言ってから、私たちの気持ちを確認するように母と私の顔を交互に見ていました。母はじーっと考えて私にどうしよう?と問いかけるような表情をしました。

母の想いを伝える

問診の中で母が現在は独身の兄とふたりで暮らし、できる家事を頑張っている事は問診の中で伝えてありました。今の心配と母の想いを私が先生に伝えました。

ロキロビ
母は元々、とてもしっかりしていたので今の自分に不安を感じています。
今回の受診はそんな母に自分の状況をわかって受け止めて安心してほしいと思い、決めました。

横で母が頷いていました。

ロキロビ
母が安心するという意味では、お薬を出して頂きたいと思います。
薬は改善を求めるものではなく、現状維持を望むものというのは母も私たちも
理解しています。
  • 母の状態によっては姉や私には母と暮らす準備があること
  • 母自身が独身の兄と少しでも長く暮らして支えたいと思っている事
  • その為に薬を飲むことで少し安心できること

この3点を先生に伝えました。ただ、最近胃腸が弱くなった母は下痢をする事が多く、下痢をすると薬を飲んでもなかなか治まらずにそれが原因で体重が減ってしまったり体力が落ちて物忘れがひどくなるというサイクルがあることも伝えました。

認知症のお薬の副作用で下痢をすることが一番の心配だと思うと伝えました。

先生が母の方を見ると母も頷きながら

お母さん
そうなんです。下痢の心配がないならお薬を頂きたいと思います。

と先生に答えていました。先生はニコニコしながら頷いてうんうんと母の気持ちに寄り添うように返事をしてくれました。

先生
そうですね。わかりました。
では、飲み薬ではなく皮膚に貼るタイプの薬があるのでそちらを始めてみましょうか?

母の顔がパーッと明るくなりました(*´∀`*)

受診と服薬の意味

自分の異変に対する不安と闘っているのは母自身…その気持ちを100%理解してあげることはできていないと思います。受診して先生に話を聞いてもらう…そしてまだまだ大丈夫だよと言ってもらえて安心する…今の母にはとても大切なことだと感じています。

お薬もお守り的な存在です。先生に私がそんな風に言ったとき、先生がクスッと笑っていました。母が安心できるのであればお薬は使った方がいいと言って頂きました。

但し、出された薬は劇薬の分類に入るもの…取り扱い上の注意はとても丁寧に行われました。副作用も全くないというわけではなく、人によっては吐き気や嘔吐などの副作用もあるそうなので、様子を見ながら使用して異常があればすぐに病院に連絡するようにと説明されました。

出されたお薬は『イクセロンパッチ』というお薬でアルツハイマー型認知症の治療薬とされています。4週間サイクルで低量から開始し少しずつ薬の量を増やしていくものです。24時間ごとに新しい物を貼るので、毎日決まった時間に貼り換える必要があります。

イクセロンパッチ

お薬に対する詳しいパンフレットを頂き、帰ってから母と読み返して使用方法を確認しました。母を送った後で兄にも薬の説明をして一緒に薬を貼るタイミングを決めました。

受診の前と後に母と話したこと

冷静に過ごしてきたつもりですが、母の異変は私にとってショックな出来事でした。心配の余りついつい最初から母の言う事を疑ってしまう気持ちになった事もありました。

受診前に母に謝りたかった

病院に行く前に私の家で過ごしていた時に母と話している時にそんな自分の気持ちを母に伝えました。

ロキロビ
お母さん、お母さんの物忘れについて話すようになって私が一緒に過ごす時間を増やしてから
1か月くらい経ったでしょう?
お母さん
そうだね…無理させてごめんね。
ロキロビ
ううん、それは全然いいの。
1か月お母さんをそばで見ていて、確かに忘れちゃうことは前より増えてるけど、お母さんは全然心配なくて
大丈夫って感じてる。最初は心配の余り、お母さんの言う事を最初から疑ったり否定したりしていて
本当にごめんね。今はちゃんと信じてるよ。
お母さん
いつも心配してくれてたから…
通帳とかも預かってもらってから気持ちが軽くなったよ。失くすのは本当に不安だったの。

そんな風に自分の態度を母に謝って、これからも手伝いをすると約束して明るい気持ちで病院に向かいました。

受診の後は晴れやかに…

あの薬を処方されたという事は、母の認知能力はこれから年齢的にも低下していくと考えられるからなのだと思います。全く心配のない人に出してはいけない薬だと思います。

でも、先生の対応と母が年齢的には頑張れている事を家族ではない誰かに認めてもらったことで、母は自信を取り戻してくれたと思います。進んでいく老化を止める事はできません。ですが、ここまで一緒にやってきたようにメモを取る事や苦手になった事を私や兄に手伝ってもらう事でまだまだやっていけると思ってくれたと思います。

ロキロビ
今の自分の限界に少しずつ慣れていこうね♪
出来ないなって思う事は遠慮せずに甘えてね。
お母さん
そうだね…落ち込んでいるよりもできる事を元気にこなしている方が
いいはずだよね♪

そう言っている母の顔が晴れやかで、そんな母の表情を見る事ができて嬉しい気持ちになりました。

今後について

仕事をしながら母に寄り添う事は、母への寄り添いが100%ではないということ…母と相談しながらになりますが、母にとって良いと思われることを探してあげたいと思っています。

デイサービスについて

受診した時に、先生がデイサービスに通うのも良いと勧めてくださいました。母も前向きな気持ちで受け止めてくれたようです。実は今も母は週に1度、デイサービスに通っています。

ただ、それは悪くした足のリハビリとして通っているものです。介護保険制度を利用して現在『要支援1』の状態と認定されて週に1度のリハビリに通っています。今回の受診を受けて、もう一度市の相談窓口に行き母が利用できるサービスがないか調べてみようと思います。

折り紙や手芸などを目的にデイサービスに通い、私が仕事でいない日を埋められたら…と考えています。昼食も一人だとどうしても菓子パンなどで済ませてしまうので、栄養面を考えても利用出来たら…と感じています。

姉兄との連携

受診後、姉にも兄にも母の状態を報告しました。みんな心配していたので、今回の受診結果にホッとしてくれました。経済面では母に何もしてあげる余裕がない我が家ですが、忙しい姉や兄に代わって母に寄り添う時間は私が一番取れるので、みんなで協力しながら母を見守っていきたいと思っています。

母が受診したことを兄に隠さなくなったので、兄との連携は取りやすくなりました♪

ここがスタートライン

受診がゴールのようにここまで頑張ってきましたが、これはゴールではなくやっとスタートラインに立てたという事…母の病状がどんな速度でどんな風に進んでいくのか、だれにもわかりません。

でも、母への想いや優しい気持ちを忘れずにいたいと決意を新たにしています。

母と同居する日は今ではないけれど、部屋を空けるべく家の片づけを頑張ってくれているパパと子供たち…私は少しでも母との時間を増やせるように、在宅で収入を得るための勉強を日々、続けていきたいと思っています。

いつその時が来ても慌てずに落ち着いて対処できるように、今からできる事をコツコツ頑張っていこうと思っています。

職場の同僚が入院してしまい、実は今はシフトが増えて忙しくなってしまったのですが、兄がお盆休みで母に寄り添ってくれています。私もお盆休みに入ったら計画通り、母と兄と私たち家族で日帰りドライブに出かけます。

母の笑顔がたくさん見られますように…

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